ビデオカードの設定

 ビデオカードの設定は、おそらくインストールのときに行っていると思います(オフィシャル Red Hat Linux x86インストールガイドを参照してください)。しかし、Xconfiguratorユーティリティを使うと、ビデオ設定を好きなときに変更できます。例えば新しいビデオカードをインストールしたときなどには、この方法で変更する必要があるかもしれません。

CautionXconfiguratorの扱いに注意
 

Xconfiguratorは、システムのオリジナルのビデオ設定ファイルを上書きします。安全のため、/etc/X11/XF86ConfigファイルのバックアップをXconfiguratorを実行する前に取っておきましょう。

 Xconfiguratorを実行するときは、ルートとしてログインし、シェルプロンプトでXconfiguratorと入力します。画面に表示される指示に従います。選択するときは、TabキーとEnterキーを使います。

 ビデオカードの再設定ができたら、ルートからログアウトし、自分のユーザーアカウントにログインして戻ります。

 Red Hat Linuxではカメラ、スキャナ、その他の周辺機器も使用できますが、それらについてはこのガイドでは触れません。周辺機器の使用に関しては、情報豊富なLinux Documentation Projectを参照してください。URLはhttp://www.linuxdoc.orgです(LDP の文書の多くは Japanese FAQ プロジェクトの方々によって日本語に翻訳されていますのでまずはこちらを参照する方がいいでしょう)。このサイトのHOWTOSを検索すると、必要な情報を簡単に入手できるはずです。